交通対策特別委員会報告
「クルーズ船観光バスの渋滞が改善」いっそうの対策強化を求める!
博多港に入港するクルーズ船は平成29 年10 月1 日時点で、平成28年の328 回を上回る伸びになると予測しています。また上陸した船客は、平成28 年で84 万人を数えました。クルーズ船の博多寄港誘致は「観光立市」をめざす福岡市にとって大切な政策課題のひとつです。いっぽうで、クルーズ船客を乗せたツアーバスによる福岡タワーや商業施設周辺の渋滞は、住民、市民の地域生活や経済活動にとって支障となっており、わたしは市議会でこの問題をたびたび取り上げ、当局に改善を求めてきたところです。
これを受けて福岡市は、①寄港地観光手配予約システム・クルーズNAVI の導入などによる「ツアーの更なる分散化」【図1】、②貸切バスショットガン方式の導入【図2】、交通指導員の配置による「既存駐車場の利用促進」、③公有地等を活用した「駐車場・乗降場の確保」に取り組んできたところ、福岡タワー周辺地域などで渋滞の改善がみられるようになった、と昨年11月16日の交通対策特別委員会で報告。【図3】【写真】わたしは「クルーズ船の寄港回数が今後も増加するならば、いっそうの対策強化を求める」と当局に注文をつけました。