2014

「暮らしの現場、働く現場、現場の声を市議会に!」届け続けて20年。

 

来年4月で議員活動に終止符。

 

 走り抜けてきた議員活動の足跡を振り返ると、市民の皆さんに背中を押され、皆さんに支えられながら、皆さんとともに取り組んできた課題や問題は強く印象に残るものばかりです。
 
 例えば、百道浜超高層マンションの計画変更(2000年)、福岡ドーム馬券売場計画の中止(2002年)、椎原川(早良区室見川支流)の豪雨災害で被災者要望を実現(2003年)、五輪招致の須崎埠頭開発に反対し吉田市長が誕生(2006年)、就学前の乳幼児医療費を無料化に(2007年)、百道浜小学校が芝生の校庭に(2008年)、起案した全国初の生活交通条例が可決成立(2010年)、認知症相談支援の地域包括支援センター職員を増員(2012年)、HAM等難病ホームヘルパーの養成研修を強化へ(2014年)、憲法14条違反の雇用特区(解雇規制解除)をとん挫に(2014年)、違憲の疑い濃い安保法に反対しマイク握る(2015年)、202号中村学園前交差点拡幅で渋滞解消に初の予算獲得(2016年)、クルーズ船観光バスの渋滞対策に奔走し改善(2017年)、分譲マンションの違法民泊対策強化求める(2018年)、銀杏悪臭で地元要望を受け雄木への植替え(2018年)などです。
 
45歳で初当選した時から、気力体力を全開させるためには、議員活動20年間をひとつの区切りだと考えてきました。今は全力を出し切った思いです。

 

 一方で今期に入って、謙虚さに欠けるばかりか傲慢なうえに平然と嘘をつく、なんとも多くの政治家を生み出している今の政治の劣化に対する責任と未来への強い危惧の念を抱くようになりました。

 

 しかし、これまでの「政治経験」だけでは対処し難く、この政治の危機を打開するには「世代交代による政治の若返り」と、「寛容で多様な価値観を大切にする、筋の通った本物のリベラル政党」を国民、市民が心の底から待ち望んでいるのではないか、との思いがいっそう強まりました。

 
市政改革めざす権藤英樹さんに期待
 
 わたしは、その様な思いから、来年4月で議員活動に終止符を打つ決意を固めました。〈早良区から市政改革をめざす、権藤英樹さん〉の活動に期待し、次代を託すとともに、残る任期を精一杯務めます。皆さんのご理解、ご協力を心よりお願いいたします。

 

2018年 8月

福岡市議会議員 栃木 義博

 
 

早良区から市政改革をめざす権藤英樹さん(42歳)

 
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